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子どものタバコ誤飲事故について

投稿日:

勤務医TKYです。

さて、こんなニュースがありました。

 

子どもの誤飲事故、たばこが最多

4年連続、厚労省調査

2017年度中に各地の小児科から報告された子どもの誤飲事故を分析した結果、たばこが原因だったケースが23・0%を占め、4年連続で最多となったことが厚生労働省の調査で30日までに分かった。同省は「子どもの手の届く場所に放置したり、空き缶やペットボトルを灰皿代わりにしたりするのは絶対に避けるべきだ」と呼び掛けている。

国立成育医療研究センター総合診療部(東京)など8カ所のモニター病院から寄せられた情報を分析した。17年度に子どもの誤飲事故は640件報告され、原因はたばこが最多で147件。灰皿のたばこを食べたり、吸い殻を入れていたお茶の飲み残しを飲んだりするケースがあった。

年齢別では、ハイハイやつかまり立ちを始める「6~11カ月」が最多。「12~17カ月」と合わせ、1人で室内を移動できるようになる1歳前後の乳幼児が9割に上った。厚労省は「この期間の子どもを持つ保護者は細心の注意を払うことが必要だ」としている。

たばこ以外の原因は、医薬品・医薬部外品92件(14・4%)、食品類72件(11・3%)、プラスチック製品63件(9・8%)の順だった。親のかばんを自分で開けて薬を取り出すなど、保護者が対策をしていても誤飲に至った例もあった。

共同通信社より引用

 

小児科外来や救急外来では、こうした子どもの誤飲を主訴に来院する患者が時折見かけます。

子どもがこういったものを誤飲してしまうと、やはり両親や祖父母はパニックになっていることが多いです。

では、これら誤飲の際にはどのように対応すると良いのでしょうか。

 

タバコ誤飲については過去の医師国家試験でも出題されています。

まずは1問目です。

4時間前にタバコを誤飲し、現時点では特に症状がなければ "e 無処置で経過観察する" です。

続いて、2問目です。

今回は1時間前に誤飲し、現時点で傾眠傾向・顔色不良といった症状があります。

急いで "b 胃洗浄" を行います。

タバコは誤飲した際の刺激が強いため、誤飲直後に嘔吐などの症状が出現します。

そのため、1問目のように無症状が無い場合は経過観察することがよくあります。

 

まずは、子どもの手が届く場所にタバコの吸い殻や灰皿として使用した空き缶やペットボトルを置くことは絶対にしないでください。

万が一誤飲した際には自己判断はせずに、専門家を受診してください。

 

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