睡眠時無呼吸症候群 論文

家庭でのいびきの記録による閉塞性睡眠時無呼吸の予測

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勤務医TKYです。

今回は、"家庭で記録された周期的ないびきによる閉塞性睡眠時無呼吸の予測"という論文です。

 

Predicting Obstructive Sleep Apnea with Periodic Snoring Sound Recorded at Home.

J Clin Sleep Med. 2016 Jul 15;12(7):953-8.

 

では、論文の要約をみていきましょう。

目的

閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)を診断する費用対効果は他の睡眠障害の疑いのない被験者の予備スクリーニング法を用いることによって改善することができた。

筆者らは家庭で記録された定期的ないびき音の診断価値を評価することを目指した。

方法

筆者らはOSAの疑いのある211人の被験者(18~83歳、男性130人)を研究室に招いた。

マイクが埋め込まれたNox T3 Sleep Monitor(Nox Medical、アイスランド)を用いて、夜間ポリグラフィーでの測定を技術的に成功した。

筆者らは、家庭での睡眠時無呼吸研究における周期的ないびきの割合を分析した。

結果

無呼吸低呼吸指数(AHI)は、0.1〜116/時間の範囲であり、周期的いびきの割合は1%〜97%であった。

周期的ないびきとAHIとの間に強い正の相関が見られた。

相関係数は女性、若年者、および肥満者の間でわずかに強かった。

AHI > 15以上における最も高感度であると予測される閾値は周期的ないびきが15%の場合であった。

また、感度は93.3%、特異度は35.1%、陰性的中率は75.0%であった。

結論

筆者らの結果によると、被験者が更なる睡眠研究に進むために周期的ないびきの閾値(15%以上)を設定することが可能である。

病歴や高価な検査の前に先立って、周期的ないびきを自宅で測定することは、特に無呼吸関連のいびきをよく知らない女性の間においてOSAの可能性を予測するための簡単で有用な方法である。

 



 

いかがでしたでしょうか。

家でいびきを録音することについては最近いろいろなアプリが公表されていると思います。

病院に行く時間が無いぐらい忙しい方や、自分ではいびきがあるかどうかわからないけれど日中の眠気が強い方などは一度ためしてみてください。

 

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