睡眠時無呼吸症候群 論文

閉塞性睡眠時無呼吸の合併症

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勤務医TKYです。

今回は、"閉塞性睡眠時無呼吸に関連した合併症"についての論文です。

 

Comorbidities Associated with Obstructive Sleep Apnea: a Retrospective Study.

Int Arch Otorhinolaryngol. 2016 Apr;20(2):145-50.

 

では、論文の要約をみていきましょう。

導入

閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)は睡眠中の部分的または完全な繰り返す気道閉塞を特徴とする。

OSAは高血圧、肥満、糖尿病、心臓や脳の変化、行動などの多くの悪影響をもたらし、高い経済的および社会的影響をもたらすことにより公衆衛生の重要な源泉となる。

この評価の重要性は有用であることが証明されている。

なぜなら、OSAに関連する合併症の患者の発生率は一貫して増加しており、病歴に大きな影響を与えるからである。

目的

この研究の目的はOSAに関連する主要な合併症と臨床的およびポリソムノグラフィーでOSAと診断された患者群における罹患率を評価することである。

方法

これは2010年10月から2013年1月までの間にOSAと診断された患者の100チャートのレトロスペクティブ研究である。

結果

筆者らは平均年齢50.05歳(19-75歳)のOSA患者100人(男性84人、女性16人)を評価した。

合併症は以下の通りであった。

高血圧(39%)

肥満(34%)

うつ病(19%)

逆流性食道炎(GERD)(18%)

糖尿病(15%)

脂質異常症(10%)

喘息(4%)

合併症なし(33%)

合併症は軽度のOSAと診断された56.2%の患者、中等度のOSA患者の67.6%、重度のOSAの患者の70%に生じた。

結論

最近の論文データおよび本論文で得られたデータによると、OSAを伴う肥満と無呼吸低呼吸指数(AHI)とを関連付けることができる。

しかし、OSAが他の併存疾患と重複しているにもかかわらず、筆者らの研究ではそれらの相関関係を有意性を示すことができなかった。

 



 

いかがでしたでしょうか。

やはりOSAには様々な合併症が伴い、それはOSAの重症度が上がれば上がるほど併存する確率も上がるわけです。

今後もたくさんの論文を読んで睡眠時無呼吸症候群についての知識を深めていこうと思います。

 

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