睡眠時無呼吸症候群 論文

閉塞性睡眠時無呼吸の診断のための自動ビデオ分析

投稿日:

勤務医TKYです。

今回は、"閉塞性睡眠時無呼吸の診断のための自動ビデオ分析"についての論文です。

 

Automatic Video Analysis for Obstructive Sleep Apnea Diagnosis.

Sleep. 2016 Aug 1;39(8):1507-15.

 

では、論文の要約をみていきましょう。

目的

筆者らは閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)の診断精度および画像処理(SleepWise)に基づく非侵襲的技術を用いたOSAの重症度を調べた。

方法

これはポリソムノグラフィー(PSG)とSleepWiseとの間の一致度を評価するための観察的前向き研究である。

筆者らは2013年1月から2014年1月までthe Hospital Universitari Germans Trias i Pujol (HUGTiP)の睡眠ユニットへOSA疑いで紹介された56人の被験者を対象とした。

全ての患者は同じ夜にPSGとSleepWiseによる画像処理を同時に受けた。

PSGとSleepWiseの両方の分析は独立して盲検的に行われた。

結果

筆者らは56人の被験者のうち50人を分析した。

PSGによって合計44人の患者(88%)がOSAと診断され、無呼吸呼吸低下指数(AHI)の中央値は25.35であった。

SleepWiseによると45人の患者(90%)がOSAの診断基準を満たし、AHIの中央値は22.8であった。

AHIに基づいて重症度別に患者を分類するPSGおよびSleepWiseの分析は、2つの診断システムが異なるグループを同様に分類することを示している。

PSGによると重症が23例(46%)、中等度が11例(22%)、軽度が10例(20%)であった。

SleepWiseによると重症が20例(40%)、中等度が13例(26%)、軽度が12例(24%)であった。

OSAの診断のためにSleepWiseはPSGと関連して100%の感度および83%の特異性を有することがわかった。

また、陽性的中率は97%であり、陰性的中率は100%であった。

結論

SleepWiseは外来患者のOSAの非侵襲的かつ自動診断のために合理的かつ正確であった。

SleepWiseはOSAの重症度を高い信頼性があることを示した。

PSGおよびSleepWiseによる処理画像を施行した本研究は合理的な検証標準として提案されている。

 



 

いかがでしたでしょうか。

SleepWiseという非侵襲的なビデオ分析でPSGと同程度の信頼性で検査ができるという論文でした。

PSGを受けたことがある人はご存知だと思いますが、PSGは夕方頃から全身にいろいろなコード類を装着されて寝る準備を行います。

ただ、みなさんが思っている以上にコードはたくさんありこれで寝て検査しますと言われても寝るに寝れないほどの量です。

これがSleepWiseのようなビデオ分析できてPSGと同程度であれば絶対にSleepWiseの方が良いでしょう。

 

クリックお願いします
にほんブログ村 健康ブログへ
にほんブログ村

-睡眠時無呼吸症候群, 論文

Copyright© 勤務医は睡眠時無呼吸症候群 , 2018 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.