睡眠時無呼吸症候群 論文

閉塞性睡眠時無呼吸の患者における抑うつ症状

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勤務医TKYです。

今回は、"閉塞性睡眠時無呼吸の患者における抑うつ症状"についての論文です。

 

Depressive Symptoms in Patients with Obstructive Sleep Apnea.

Turk Thorac J. 2016 Jul;17(3):109-113.

 

では、論文の要約をみていきましょう。

目的

閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)を伴う睡眠障害患者におけるうつ症状の程度を調べる研究がいろいろある。

しかし、文献中のうつ症状を有する患者のOSAについてはほとんど知られておらず不確かである。

この研究の目的はOSAを有する患者はコントロール群の患者と比較してうつ症状の罹患率が高いであろうことを調べることである。

方法

Beck Depression Inventoryを用いて、72人のOSA患者(AHI≧5)および24人のコントロール群の患者(AHI <5)の抑うつ症状について評価した。

患者は一晩ポリソムノグラフィー評価を受けた。

無呼吸低呼吸指数(AHI) ≥5をOSAの診断として用いられた。

Beck Depressive Inventory(BDI)の各スコアとポリソムノグラフィーのパラメータとの関連性を相関分析を用いて調べた。

結果

同様の先行研究に従って、本研究においてもBDIスコアがOSAと統計的に有意な相関を有することを示した。

また、酸素不飽和指数(ODI)はBDIと相関があった。

結論

これらよりOSAを伴う個人においてはうつ症状の頻度がより高いことを示している。

OSA患者は抑うつ症状については慎重にスクリーニングされるべきである。

 



 

いかがでしたでしょうか。

OSAの患者は抑うつ症状を来しやすいため、しっかりとスクリーニングが必要であるという論文でした。

日中の眠気についてはOSAの症状の場合もあれば、うつ症状の場合もあります。

「あれ?」っと思ったらまずは病院で相談してみましょう。

 

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