睡眠時無呼吸症候群 論文

閉塞性睡眠時無呼吸症患者に対する口腔内装具の評価

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勤務医TKYです。

今回は、"閉塞性睡眠時無呼吸症患者に対する口腔内装具の評価"についての論文です。

 

Assessment of oral appliance for obstructive sleep apnea patients.

Clin Exp Dent Res. 2016 Jul 29;2(2):155-161.

 

では、論文の要約をみていきましょう。

要約

口腔内装具(OAs)は閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)のマネージメントに広く使用されているが、OAsの副作用は一般に利用率が低いことに関連する。

本研究の目的はOSA患者にとって、煮沸してから噛む口腔内装具の利用と治療効果の関係を調べることを目的とした。

これまでにOAsを使用していたOSA患者の合計135人に、現在OAを使用しているかどうかを判断するためのアンケートをメールした。

もし現在もOAを使用しているのであれば、OAの使用、徴候および主観的症状の改善および利用についてさらに尋ねられた。

それ以外の場合は、OAの使用をやめる理由と時期を尋ねられた。

治療前後のポリソムノグラフィーの結果をレビューした。

返答をした48人の患者のうち、33人が現在OAを使用していた。

最も共通した合併症は唾液分泌過剰(n = 11)であった。

覚醒指数を除き、ポリソムノグラフィーから得られたすべての指数は治療後に有意に改善した。

30人の患者の徴候および主観的症状が改善した。

12人の患者のうち8人(66.7%)が無呼吸低呼吸指数(AHI) < 10回/時間になり、50%の減少を達成し、治療に成功した。

OAをもはや使用しない15人の患者のうち、主な理由は「治療効果なし」(n = 5)であった。

ポリソムノグラフィーの指数は、OAを使用していない群では治療前後で差が無かった。

これらの結果より、使用群においてはOAの使用により主観的およびび客観的な徴候と症状の両方が改善されることを示唆している。

しかし、使用していない群では治療前後において徴候や主観的症状や睡眠の質の指標が異なっていた。

デバイスの改善は、より良い治療効果を達成し、したがってコンプライアンスを改善するために必要とされる。

より良い治療効果を達成するために装具の改善が必要であり、それによりコンプライアンスも改善する。

本研究では、煮沸してから噛む口腔内装具の利用と治療効果の関係を調べた。

 

 

いかがでしたでしょうか。

口腔内装具(OAs)、いわゆるマウスピースはやはり有効であったという論文でした。

これまでもしつこいぐらいにマウスピースについての論文をみてきました。

マウスピースは私も使用しておりますが、使用していない時よりもいびきの指摘が少ないのは間違いありません。

ただ、唾液分泌過剰などの合併症などもあったりで使用感は人それぞれでしょうから、歯科に相談してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

マウスピースについての論文はこちらもご覧ください。

 

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