論文

あなたのその枕で良質な睡眠は得られていますか?

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勤務医TKYです。

今回は、"あなたが使用している枕では良質な睡眠や覚醒時(活動時)の無症状が保証されていないかもしれない"についての論文です。

 

Your Pillow May Not Guarantee a Good Night's Sleep or Symptom-Free Waking.

Physiother Can. 2011 Spring;63(2):183-90. doi: 10.3138/ptc.2010-13. Epub 2011 Apr 13.

 

では、論文の要約をみていきましょう。

目的

この論文は、被験者が普段使用している枕が覚醒時の頸部(首)や胸部の症状、枕の快適性、睡眠の質にどれぐらい影響を及ぼしているかを明らかにすることを目的としている。

方法

106人の被験者は自分の枕に加えて、他の5種類の枕(ポリエステル、スポンジ状、羽毛、ラテックス、羊毛)を使用し比較した。

被験者は毎日の睡眠と「起床時の症状」、「睡眠の質」と「枕の快適性」をそれぞれ1週間ずつ評価した。

その上で枕の使用と年齢、性別、睡眠の質、枕の快適性、起床時および夜間の症状との関係を調べた。

結果

自分の枕を使用した際に42.5%の被験者には覚醒時の自覚症状を認めなかった。

睡眠の質が悪いと回答した参加者の全ては、同時に枕の快適性も悪いとの報告をした。

枕の快適性と覚醒時の自覚症状の関連性については認めませんでしたが、睡眠の質が不良であることと首のこりについては有意な関連性があった。

羽毛の枕を使用した参加者は一貫して、枕の快適性と睡眠の質について両方とも低いとのを報告した。

結論

多くの被験者は枕の選択が不十分であると思われる。

なぜなら、睡眠の質が低く、枕の快適性も悪く、起きている時の自覚症状といったものが共通しているからである。

睡眠の質を最適化し、覚醒時の自覚症状を軽減するためにも個人に合った枕を見つけることが重要であり、そのためにもさらなる研究が必要である。



 

いかがでしたでしょうか。

前回の論文に引き続き、今回の論文においても羽毛の枕はあまり評判が良くありませんでしたね。

あなた自身が現在使用している枕で睡眠の質はいかがでしょうか。その枕は快適でしょうか。

睡眠についてはなかなか他人と比較することはできないと思いますが、普段から羽毛の枕を使用している方は騙されたと思ってぜひラテックスの枕を使用してみてください。

 

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