OSAについて

Obstructive sleep apnoea
Lancet. 2002 Jul 20;360(9328):237-45. Review.

「閉塞性睡眠時無呼吸症」
 閉塞性睡眠時無呼吸症はその神経認知系および心血管系の後遺症のため、ますます重要な疾患である。咽頭の解剖学的異常や上気道拡張筋の生理作用、換気の安定性は睡眠中の繰り返す咽頭虚脱の重要な原因である。閉塞性睡眠時無呼吸症は、特徴的な病歴(いびき、昼間の眠気)や身体所見(首周径の増加)に基づいて診断することができるが、確定診断のためには夜間ポリソムノグラフィーが必要である。
 繰り返す咽頭虚脱は頻繁に睡眠から覚醒し、結果として眠気や自動車・職業事故につながっている。この疾患に伴う低酸素血症や高カルシウム血症、カテコラミンの急増は、高血圧の発症に関与しているが、閉塞性睡眠時無呼吸と心筋梗塞、脳卒中、うっ血性心不全との関連は証明されていない。閉塞性睡眠時無呼吸症候群のための選択的治療である持続陽圧呼吸療法は眠気を軽減し、高血圧を改善する。

 今となっては常識となっていますが、睡眠時無呼吸症候群はいろいろな疾患のリスクであります。特に肥満の男性は知らず知らずのうちに無呼吸になっているかもしれません。

 寝ても寝ても取れない日中の眠気がある方は一度専門家を受診することをおすすめします。



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